甜菜はビート、砂糖大根とも呼ばれ、国内では北海道だけで栽培される100%北海道産の農産物です。ほうれん草と同じヒユ科で、カブのように白くて丸い。そしてほんのり甘い。主に砂糖の原料となることで知られています。
北海道で収穫される甜菜は年間約400万t以上。作付け・収穫は主に網走や北見、小清水や大空町などのオホーツク地方と帯広、音更といった十勝地方が甜菜の全収穫量の約8割を占める産地となっています。
春先にビートポットと呼ばれる資材に種をまき、ビニールハウスで育苗したのち、畑に移植栽培します。10月末から11月にかけて収穫され、一度も野菜としてお店に並ぶことはなく道内の製糖工場に輸送されます。